福島の人材育成

人材開発のプロセス

あすびと福島では、長期を要する福島の復興のために、次代を担う若い社会起業家=「福島型アントレプレナー」の早期育成に取り組んでいます。トップランナーとなる若い人材が事業を起こし復興に貢献する。さらに、その姿を見て育ったいっそう若い世代が、自分も事業を起こせるようになろうと挑戦する。「福島型アントレプレナー」から出発する育成プロセスの循環=「憧れの連鎖」を創り出すことによって、福島は復興し、地元に対する新たな誇りが生まれると考えます。
「憧れの連鎖」の中核となるこのトップランナーを早期に育成することが極めて重要であり、私たちはその実現に全力を尽くします。

人材育成

  • 平日の体験学習(学校の総合学習と連携)
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    パークでの体験学習では、身近な自然の力が自分たちの暮らしのエネルギーを支えていることを、オリジナルの装置を使った体験を通して学んでいきます。例えば、本物の発電所内での「巡視点検」、自分たちで太陽光パネルの方位や傾きを変えて発電量の違いを体験できる「太陽光発電研究」、水の力と人の力を比較しながら水力発電の仕組みを学ぶ「水力発電研究」。受け身の学習ではなく、エネルギーの利用方法を子どもたちと一緒に考えるなど、子どもたちの気づきを引き出しつつ「自ら考えて行動する力」を育むことを大切にします。

    プログラムは、学年や学習単元に合わせて、学校ごとにオーダーメイドでご用意することも可能。参加する子どもたちと双方向の学びを展開し、再生可能エネルギーについての理解を深めていきます。

    再生可能エネルギー通年スクール「グリーンアカデミー」(南相馬市・新エネ推進課と連携)
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    「再エネ先駆けの地」を目指す南相馬市の新エネルギー推進課と連携しながら、再生可能エネルギーを「知る」「つくる」「使う」ことを体験から学ぶ、エネルギー環境学習の場、「グリーンアカデミー」を開講します。

    グリーンアカデミーは、子ども、大人を問わず南相馬市で暮らすすべての方々に、再エネ・省エネに対する興味・関心・知識をさらに深めていただくため、年間を通した学びの場となることをめざします。

    各スクールには、再生可能エネルギーの分野で活躍される講師の方だけでなく、市民から講師を発掘。市民の方がグリーンアカデミーでの学びを重ねていくことで、市民一人ひとりが再生可能エネルギーを学ぶ場を自ら生み出せる土壌を育んでいきます。

    グリーンアカデミーの講師に年齢制限は設けません。南相馬市の再生可能エネルギーに対して課題意識をもつ高校生が小中学生の先生となったり、小中学生が地域の大人のみなさんに向けて暮らしに取り入れたい再生可能エネルギーのアイディアを発表する場となるかもしれません。

    再生可能エネルギーを「知る」「つくる」「使う」ことをもっと身近に。
    市民の、市民による、市民のための学び合いの場を、ここグリーンアカデミーから生み出していきます。

  • 高校生のためのオープンスクール
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    社会的課題に問題意識を持つ福島県内の高校生を対象に、週末オープンスクールを月に1回、郡山市で開催しています。社会的課題に対する解決への志を明確にし、それらを実現するための「構想力」「プレゼン力」「人を巻き込む力」を養うことが大きな目的です。

    オープンスクールは、あすびと福島代表半谷栄寿をはじめ、環境ジャーナリストの枝廣淳子さんなど、社会起業家として活躍する講師のファシリテートにより、徹底的に自分の志を深めるためのメソッドを身に付け、自分のぶれない軸を見つける場です。ぶれない志が定まれば、あすびと福島のスタッフが伴走しながら、それを社会的事業として実行段階に踏み出します。
    高校生自らが志を事業として構想し、実践することを通して、社会で求められる様々な力を身に付け、新しい価値を創造する人材として成長することを期待しています。

    高校生が伝えるふくしま食べる通信
    DSC_8198 食べる通信 
    高校生のためのオープンスクールから誕生した、高校生発第1号の新規事業です。「大好きな福島が誤解されて、悔しい」という一人の高校生の想いから、風評被害払しょくのためのプロジェクトとして誕生した食材付き情報誌。福島で頑張る農家さんの想いを届けるために、取材・撮影・原稿執筆を高校生が担当し、季刊発行しています。

    初代編集長と4名の後輩によって創刊されましたが、受験勉強に伴う編集長の引退後は、その志をしっかりと後輩が継ぎ、あすびと福島が目指す「憧れの連鎖」がまさに生まれようとしています。高校生編集部は、生産者への取材を通して、コミュニケーション力、マネジメント力、言語化能力が回を重ねるごとに成長しているのが見て取れます。「事務局の大人に任せず、自分たちの関与度をもっと上げよう」という目標に向け、3か月に1回の情報誌発行という事業サイクルそのものを教材として、毎号PDCAを繰り返し、次号の改善に努めています。

    2015年11月現在、第3号目の発行を終え、応援する読者が全国に530件超となっています。

    ・お申込みはこちらのホームページから  
    ・過去の活動状況はこちらのFaceBookページから

  • 大学生のための社会起業塾
    社会起業塾
    高校生のためのオープンスクールに参加した高校生たちが、2016年には大学進学に伴い上京。彼らを中心として、大学生たちが常に福島を意識しながら社会的事業を企画・実行する社会起業塾を新設します。
    あすびと福島の東京事務所を拠点に、企業の社員など専門能力を持つ人材とも連携して、社会的事業をより実践的な段階に進めていく力をさらに高めていきます。
    この延長線上に近い将来、福島を拠点に社会課題に向き合い復興を担うソーシャルアントレプレナーを生み出します。
    大学生インターン受け入れ

    田原さん 平塚さん

    あすびと福島では、子どもたちへの教育、福島の復興や再生可能エネルギーなどに関心のある大学生をインターンとして受け入れています。南相馬ソーラー・アグリパークのオープン以来、福島大学や桜の聖母短期大学などの志ある地元の大学生が、インターンを通じた学びの場としています。
    今後は、東京事務所でもインターンを受け入れます。
  • “あすびと”たち
    私たちの志は、「福島の明日を担う人材」の育成です。私たちが活動を通して出会った”あすびと”たちを紹介します。