みなみそうまだより

  • 福島だより
  • 2016.3.10 Thu
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第2回南そうま福幸植樹会が開催

3月6日(日)に第2回南そうま福幸植樹会が開催され、
南相馬ソーラー・アグリパークのスタッフも植樹会に参加してきました!

 
植樹会の場所はパークの向かい側にある、東北電気保安協会さんの「ほあんソーラー」。

この発電所は昨年、小中学生の体験学習でも活用させていただくなど、私たちにとっても御馴染みの場所となっています。
発電所の隣には緑地帯があり、昨年から地元相馬農業高校の生徒さんが中心となって
ハマナスなどの有用樹種の植樹を行い、この日は第二回目の植樹会です。

 
今回は相農生をはじめ、地元南相馬市や県外からのボランティアの方、総勢120名の皆さんが参加!

その中には、パークにインターンできてくれた生徒さんもおり、うれしい再会となりました。
相農生の植樹リーダーが中心となり、ハマナス、ゆず、クコなど14種類もの
有用樹種を参加者全員で力を合わせて植えていき、1時間ほどで全ての植樹が終わりました。

 

植樹した苗は、果実が食べられる品種も多く。
大きくなったら、その果実を相農生がジャムなどの加工食品にするそうです。

植えて終わりではないのがすてきですね!

植樹会の後は、交流を兼ねた昼食会。

高校生と先生方との和やかな掛け合いを見ながら、地域の皆さんとお話をすることができ、

温かな時間を過ごすことができました。
植樹会の前日5日は、二十四節気で「啓蟄(けいちつ)」だったそうです。
冬ごもりしていた地中の虫がはい出てくる、冬から春へと季節が変わる日でもあります。

校長先生は「啓蟄」という言葉から、私たち自身も震災から長い冬の時期から、

前へ力強く進む春がやってきてるのではとお話しされていたのが印象的でした。
震災から5年、歩みの速さはそれぞれですが、一人ひとりが前を向き、

力強く進んでいる、そんな力が伝わってきました。

 

これから暖かくなり、この日植えた樹々たちがどんな成長を見せるのでしょうか。
相農生の皆さんがハマナスやゆずをどんな商品に加工するかも楽しみです!
生徒の皆さん、先生、地域の皆さん、ありがとうございました!

 

  

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