あすびとパーク
あすびとパーク(旧:南相馬ソーラー・アグリパーク)とは
あすびとパークは、2.4haの津波被災地(市有地)を活用した未来志向の学びの場です。
パーク内のクローバー広場ではAIとGPSによって全自動で草刈りを行うロボットが2台稼働し、子どもたちは広場の上で水素カーやドローンの運転・操縦を体験しています。
2013年の設立当初から、あすびとパークは「南相馬ソーラー・アグリパーク」として、2,016枚のパネルが敷き詰められた500kWの太陽光発電所(当時福島県内最大規模)と南相馬市が建設したエアドーム型植物工場を舞台とし、本物の太陽光発電所内の「巡視点検体験」のほか、可動式の太陽光パネルを使った「発電研究体験」、自ら動かして水力発電を体感できる「水力発電体験」など、オリジナルの体験装置からなる小中学生向けの再生可能エネルギー体験学習を実施してきました。
しかし、2019年10月の台風19号によって太陽光発電所と植物工場が水没し、そのすべてを撤去しました。2021年の春には太陽光発電所の跡地にクローバーを播種し、「あすびとパーク」として生まれ変わりました。
一方で、再生可能エネルギーの体験学習は南相馬市内に多数建設された大規模な太陽光発電所や風力発電所を見学する形で継続しています。
私たちはこれからも未来志向で共に学び合う場づくりを継続していきます。
「コンセントの向こう側を考えよう」巨大コンセントオブジェ
あすびとパークに設置されている高さ6Mの巨大コンセント。こちらは、2014年にJXさんよりご寄付いただき、設置されたオブジェです。
こちらのコンセントは、「コンセントの先を考えよう」と自分たちが使用している電気について、もっと考えてみようとメッセージを発信しています。
休みの日には、バイクツーリングの方たちが訪れたり、ご家族が写真撮影に訪れるなど、あすびとパークのシンボルにもなっているオブジェです。