社団概要・スタッフ

あすびと福島とは

私たちあすびと福島は、東日本大震災を機に社会課題が浮き彫りとなった福島の地で、
若い世代が福島の創生を担う“あすびと=明日を創る次世代人材たち”として成長することで、“憧れの連鎖”が生まれることを目指し、小学生から大学生、若い社会人までのそれぞれの年代に合わせた成長の場づくりに取り組む一般社団法人です。

私たちが伴走しともに学び成長する彼らの中から、福島に新しい価値を創出するフロントランナーが生まれることを信じています。福島を創生するフロントランナーは後輩にとっても憧れの先輩となり、自分もそうなろうとして努力する後輩が現れる“憧れ の連鎖”が始まります。この“憧れの連鎖”を福島に生み出すことで、福島の未来を拓いていきます。
このような志が、あすびと福島が目指す福島の復興・創生の姿であり、それは福島のみならず、日本全国の地方創生への挑戦でもあります。

代表理事の略歴

代表者名:半谷 栄寿(はんがい えいじゅ)

1953年
福島県南相馬市小高区生まれ。小高小学校・小高中学校卒業。
1972年
仙台一高卒業。
1978年
東京大学法学部卒業、東京電力入社。
1989年
総務部文書課副長、東電社内の古紙リサイクルに取り組む。
1991年
環境NPOオフィス町内会を設立し以降代表を務め、古紙のリサイクルや森林の健全化に取り組む。
1996年
(株)Jヴィレッジ取締役企画営業部長。
1997年
サッカーナショナルトレーニングセンター・Jヴィレッジをオープン。
2000年
マイエナジー(株)取締役副社長。
2005年
東京電力事業開発部長。
2008年
同社執行役員。
2010年
同社執行役員を退任。
2011年3月
原子力事故への責任と地元復興の想いから、次世代人材の育成を志す。
2011年9月
福島復興ソーラー(株)代表取締役。
2012年4月
一般社団法人あすびと福島 代表理事。

主なあゆみ

2013年3月
南相馬ソーラー・アグリパークを官民一体で完成。 市有地に太陽光発電所とオリジナルの体験装置を建設。植物工場は南相馬市が建設。 プレハブ造りのセンターハウスで業務を開始。
2013年4月
小中高生の「自ら考え行動する力」を育むため、 再エネをテーマとした体験学習を開始。
2014年2月
社会人研修を開始。
2014年5月
高校生を対象として社会的な課題解決に取り組む「あすびと塾」を郡山市で開講。
2015年4月
あすびと塾から生まれた最初のプロジェクトベースドラーニングとして、
「高校生が伝えるふくしま食べる通信」を創刊。
2016年11月
新センターハウスが完成。
2019年10月
大学生を対象とした内省プログラム「あすびと会」を開始。 台風19号により、太陽光発電所が水没。
2020年1月
社会人研修、あすびと会のオンライン化を開始。
2020年4月
高校生とのPBL「高校生発 ロールモデルを見つけよう!」をweb上で創刊。
2020年10月
1年間の長期大学生インターンを初めて受け入れ。
2021年3月
台風19号により水没した太陽光発電所の撤去を完了。
2021年4月
伴走してきた学生が新卒の新入社員として入社。
2021年5月
南相馬ソーラー・アグリパークを「あすびとパーク」に進化。
2021年12月
大学生とのPBL「大学生発 ふくしまキャリア新発見」をweb上で創刊。
2022年3月
「高校生発 ロールモデルを見つけよう!」の記念誌を発行。
2022年8月
大学生との「越境フィールドスタディ」を開始。
2023年2月
「高校生が伝えるふくしま食べる通信」を終刊し、「高校生が伝えるふくしま人ものがたり」に進化

スタッフの紹介

半谷栄寿<代表理事>
福島県南相馬市小高区出身。1978年東京大学法学部卒業後、東京電力株式会社に入社。Jヴィレッジなどの新規事業や環境NPOの設立に携わる。2010年、東京電力の執行役員を退任。2011年3月、原発事故への責任と地域社会に貢献したいとの思いから、福島の未来を担う人材の育成を志す。
沖沢真理子<次世代育成チーム長>
福島県南相馬市鹿島区出身。2011年3月の東日本大震災当時は小学校の事務員として働く。「子どもたちにたくさんの経験をさせてあげたい」という半谷の思いに共感し、あすびと福島に入社。小中学生の体験学習の企画・運営や、高校生・大学生のプロジェクトへの伴走を担当。
澤岻春希<社会人研修チーム長>
沖縄県那覇市出身。2021年埼玉大学在学中、次世代育成を通じた地方創生を目指すあすびと福島の活動に共感し、1年間の長期インターンに参加。2023年大学卒業後、あすびと福島に新卒社員として入社。社会人研修を担当。
 S__44490832 (2) 安藤禎基<社会人研修チーム>

福島県南相馬市原町区出身。高校在籍時に、あすびと福島の伴走する高校生プロジェクトベースドラーニングに携わる。憧れの連鎖のなかで自身の成長を促すため、2024年に福島大学を卒業後、新卒社員として入社。澤岻のもとで社会人研修を担当。