6月12日(月)~6月16日(金)、国家公務員初任者の研修を南相馬にて実施しました。
各省庁から選抜された8名が復興の最前線である現場に身を置き、現実を体感する1週間の研修です。
初日の視察では4月に避難指示が一部地域で解除された富岡町をはじめ、
大熊町・双葉町・浪江町などの福島県沿岸部を巡りました。
2日目は南相馬市の南部に位置する小高区へ。
小高区役所職員や旅館業を営む地域住民などもお話を伺い、
この場に訪れなければ聞くことのできない生の声に、真剣な眼差しを向ける姿がありました。
3日目はあすびと福島のグループ会社が運営する南相馬トマト菜園にて、収穫や葉かき作業を体験。
福島復興の上では重要な一次産業の現場を、全身で体感していただいたようです。
その後は代表・半谷との意見交換やグループワークを行い、
一人ひとりが福島の復興について考えを深めた上で、ワークの最終発表が行われました。
現場の姿をリアルにイメージし、実現可能性を考えながら取り組んでいただいた本研修が、
将来を担う若き行政官たちに、いつの日か役立つことを願っています。