コンセントの向こう側を一緒に考え実験しよう!
12月23日(土)、南相馬市と開催する再生可能体験教室は、「コンセントの向こう側」について
考え・実験で確認し・自分たちの考えを発表する教室を開催しました。
まさに我々が大事にしている「考え・発表する」ことが詰まった教室でした。
講師には株式会社東芝の社員ボランティア、企業教育研究会の方をお招きし、普段使っている電気の
向こう側についてわかりやすく、説明いただきました。
パークで名物のトマトサンドをお腹いっぱい食べてから、教室開催です。
教室開催の前にグループごとにゲームを行い、リラックスした雰囲気で教室が開催しました。
講師の企業教育研究会の方から、普段使っている電気をつくる発電所の種類についての説明があり、
発電方法の良いところと課題として取り組まなければいけないことを、実験をとおして
確認します。
実験ときは、各グループにいる高校生が補助を行いました。
実験を通し、いろいろな再生可能エネルギーの発電方法と化石燃料を使った発電方法には
良いところと課題があることを確認しました。
自分たちのグループでは3つ選ぶとしたら、どの発電方法を選ぶか、話合い発表します。
これからの未来にむけ自分たちが必要と考える発電方法を選び出しましたが、
いろいろな答えがあるなかで、自分たちの考えを話し選び出す作業に子どもたちが
楽しそうに目を輝かせています。
電子回路の工作はお兄さんたちの得意分野
エネルギーについて一生懸命考える時間は自分たちの将来についても考え、自分たちの地域についても
考える時間であったと思います。
体験教室の最後の質問タイムで「一番注目の発電方法」について質問した参加者に対し講師の先生から
「宇宙での太陽光発電を効率よく送電する方法が研究されているなど地球表面にとどまらない研究がワクワクします。」とのお話しがありました。
体験教室から再生可能エネルギーや自分たちの地域について、より深く・広く考え行動に移す人が
出てくれると、とても嬉しいですね。
最後に地元高校生たちからの発案で、再生可能エネルギー教室ときに提供しているトマトサンドイッチの
トマトを作ってくれている我々あすびと福島のグループ会社「南相馬復興アグリ株式会社」
の職員の皆さんにお礼のメッセージを参加者の皆さんに書いていただき、教室が終了しました。
今年度、7回の再生可能エネルギー体験教室が終了しました。
多くの参加者の皆さん、そして高校生たちや講師の方のおかげで、楽しく体験し、考え、発表する教室が
開催できました。
本当にありがとうございました。
今後も皆さんと楽しく体験し考える教室を開催できるよう、活動していきます。