12月18日(土)あすびとジュニアクラブ~水素を学ぼう~
第2回目のあすびとジュニアクラブを12月18日(土)に開催しました。
今回のテーマは、今注目のエネルギー「水素」です。
ジュニアクラブメンバーの小中学生13人と、
スタッフのサポートとして、あすびとユースの高校生大矢さんが参加してくれました。
水素を学ぶ前に、まずは物を動かすエネルギーについて触れます。
ゼンマイや電池、ゴムなど、さまざまな動力を用いたおもちゃを皆で動かしてみました。
ものを動かす力にはいろんな種類がある―それを踏まえて、いよいよ水素に触れていきます。
はじめに、水素で走るミニカーで水素エネルギーの仕組みを学びます。
水素は、酸素と結合することで電気を生み出すエネルギーです。
以下の手順で、実際に子どもたちにミニカーを動かしてもらいました。
①燃料となる水素を、水の電気分解で作り出す。
②作った水素をミニカー内のタンクに充填する。
③ミニカー内の「燃料電池」という水素発電装置で化学反応が起きて
電気を作りながら、その電気を使ってミニカーが走る。
水素でものを動かすのは、初めての体験のようです。
みんな不思議そうに観察しながら、何回もミニカーを動かしていました。
「水素は酸素とくっついて電気を生み出す」
—だんだん水素に馴染めてきたところで、次は皆さんお待ちかねの水素カー体験です。
水素カーで使う水素ボンベをみんなで持ってみます。
「見た目の割に重い!」
実は中に金属が詰まっていて、そこに水素を吸着させることで沢山貯めることができるという特殊なボンベです。
ボンベをもって、いざ、屋外にある水素カーへ。
雪が降るほどの極寒に構わず、みんな水素カーに興味津々です。
ボンベを装着、ついに水素カーを動かします!
皆はまだ自分で運転できませんが、となりに乗るだけでも十分楽しんでくれました。
水素カーを体験した後は、グループワークの時間です。
「20年後、水素をどのように使いたい?」というテーマで、自由に考えてもらいました。
水素で動く飛行船といった独創的なアイデアや、実際に検討されているスマートシティのようなアイデアもあり、
あすびとスタッフも参加者の鋭い感性に非常に感銘を受けました。
最後は記念撮影。
水素カーに乗って写るポジションをじゃんけんで取り合うなど、
みんなかなり気に入ってくれた様子でした。
今回のジュニアクラブも参加者が楽しみながら、考え・学ぶ場を創れました。
参加者のみなさん、保護者の方々、手伝ってくれた大矢さん、本当にありがとうございます。
あすびとジュニアクラブに興味のある小学5年生~中学3年生はぜひご連絡ください。
今後ともよろしくお願いします!