被災地で前進する「光」に触れ、自分と社会の未来に向き合う1日
8月2日、東京の新渡戸文化中学校から中学生8名が南相馬を訪れました。
この日のテーマは「未来に向かって進む南相馬市の体感」
まずは鹿島区にある広大な太陽光・風力発電所に向かいます。
一面に広がる太陽光発電所を車内から体感した後、沿岸部に立つ風力発電所の真下でその迫力を体感。
風車が風を切る音を聞きながらエネルギーの未来について考えました。
あすびとパークに到着してからはドローンで写真撮影の体験。
生徒たちが2チームに分かれて話し合い、ドローンだからこそ撮れる写真の撮影にチャレンジします。
上空高く飛ばして海を撮影したり、人文字を作ったりと笑顔で体験をしてくれました。
2チームが個性を光らせた写真を発表した後は、実際にドローンを使った事業に取り組んでいる「TERRA LABO」の南相馬拠点を見学。
自分たちが楽しみながら体験した「ドローン」が災害対応など社会で大きな役割を持ち始めていることを知り、
生徒たちは目を輝かせていました。
再びあすびとパークに戻った後は、今日1日で体感して感じたことを基に、自分と社会の未来に向き合います。
将来、自分たちの社会はどうなっていてほしいか、自分自身はどうなっていたいか。
普段、あまり考える機会がない問いですが、みんな真剣に向き合ってくれました。
最後は全員が自分の言葉で、在りたい自分と社会の未来について発表します。
1日のプログラムを終えた生徒のみなさんには、記念の植樹もしてもらいました。
生徒たちにとってこの日の経験が、自分の社会の未来を考える一つのきっかけになればうれしい限りです。