福島沿岸部の今を知り、自分と福島の未来を想像した一日。
この日は郡山市の安積高校からあすびと福島のスタッフがバスに同乗。
1年生21人と共に国道288号線から福島沿岸部に入りました。
福島第一原子力発電所の間近の交差点から原子力発電所に向き合い、昨年8月末に避難指示が解除された双葉町中心部、
津波で大きな被害を受けた浪江町請戸を訪れることで、12年前の震災・原発事故の影響を肌で感じていました。
一方で、双葉駅前の壁画アートや、浪江町に開所した水素フィールド、南相馬市小高区の新たな価値創生の様子などから、
福島沿岸部の地域が確かに前進しているということも感じ取ってくれました。
あすびと福島に到着してからは「30歳になったころの自分と福島」をテーマにワークを行いました。
生徒の皆さんひとりひとりが「福島沿岸部の体感」ということを入り口に、
「自分たちや地元福島の未来」を想像し、自分の言葉で思いを語ってくれました。
今回の機会に言葉にした思いが、日々の学校生活の”軸”のひとつとなれば嬉しい限りです。