ほあんソーラーの巡視点検に出発!!
6月17日(金)、今年度最初の体験学習が南相馬ソーラー・アグリパークで行われました。
石神第二小学校5年生は2年ぶりの再訪。
3年生と5年生で感じることはどんな風に違うのか、私たちスタッフも子どもたちの反応を楽しみながら、
体験学習がスタートしました。
「ほあんソーラー」は同協会の技術研修を行うための施設でもあり、パークと同じ500kw/hを発電しています。
普段、この南相馬の街のパネルを点検し、私たちの家に電気がきちんと
届くためのお仕事をしている方からお話しを聞くことは子どもたちにとっても初めての経験。
真剣に石川所長さんの説明に耳を傾けます。
説明後は早速、班に分かれて巡視点検スタート!
子どもたちの目線で見る巡視点検は、大人の目線ではなかなか見つけられない、
たくさんの気づきであふれていました。
巡視点検の体験では、傷がついたパネルが1枚、そしてパネルのそばに雲雀の巣を見つけてくれました。
石川所長も
「普段、全てのパネルを点検するのはなかなか大変な作業なので、
子どもたちが細かく点検してくれて助かりました」
とお話ししてくださいました。
パークに戻った後は、ペットボトル実験で名人芸に挑戦!
スタッフの一人が大きなペットボトルでうずまきを作ると子どもたちからは歓声があがっていました。
2年の年月が過ぎると前回体験したことでも子どもたちにはまったく違った経験となり、
新たな発見もたくさんあったようです。
一方、2年の年月を経て、子どもたちの発表の力が大きく成長しているような感覚をもちました。
その感覚をもったのは、みんなが大好きなソーラーサンドイッチを食べ、
お別れのあいさつと体験の感想を発表するとき、2クラスの子どもたちから
たくさんの手が挙がったときです。
発表してくれたどの子も、自分の言葉で、半日の体験から感じたことを一生懸命話してくれました。
自分の言葉で発表することは、子どもも大人も大変なことです。
大変なことだからこそ、小学生のときから発表することに躊躇をしないよう、
発表に何度も挑戦すること、そしてほかの人の発表を真剣に聞く場に身を置いていってほしいと考えます。
体験学習の時間は半日と決して長くはありませんが、これからも子どもたちが
自分の五感で感じたことをどんどん発表してくれるような時間と空間をスタッフ全員で作っていきたいと思います。
みんなで見つけた雲雀も元気に巣立ってくれるといいですね!