工作を通して学ぶ「水の力」
11月20日(日)、第12回再生可能エネルギー体験教室
「つくって学ぼう! 水の力とエネルギー」を開催しました。
あすびと福島のスタッフが講師となり、子どもたちと一緒に「水の力」について
工作を通して、考えていきました。
皆さんは、日本で初めて建設された水力発電所が宮城県にあることを知っていますか?
そして日本初の揚水式発電を建設したのは、幕末に活躍した島津斉彬。
島津斉彬といえば、西郷隆盛ら幕末に活躍する人材も育成した、歴史の教科書でもよく名前見る人物ですよね。
そんな身近な人物が水力発電を幕末に取り入れていたことに、子どもたちも驚いていました。
お話を聞いたあとは、全員で外の小水力発電機で水力発電の仕組みを体感しました。
今日は初めて参加してくれた子も多く、体をつかって学べる水力発電を楽しんでくれたようでした。
ミニ水力発電機をつくってみよう!
外での体験後は、ミニ水力発電機の工作に挑戦!
モーターを水車で回して、電気をつける仕組みです。
モーターの回転数を上げるために、それぞれがプラスチックの羽の枚数や
大きさを試行錯誤しながら、作り上げていきました。
工作が出来あがった子から、光がつくかを確認していきます。
水道の水の勢いや水を当てる角度などを調整していって、水の力で電気を起こすことができました。
体験後の感想では、
「幕末時代に水力発電所ができたのがおどろいた」
「水の力で電気をつくれて楽しかった」
「身近なもので水力発電の原理を学べました」
「トライ&エラーで、少しずつ調整しながらつくっていくのがよかった」
など、今日の体験が子どもたちの「水の力」への興味関心につながったことを
感じることができました。
また、「一度もやったことのない体験をできたから、次やるときは今日のことを思い出してできます」
という、うれしい感想もいただきました。
今日の体験が学校や様々な勉強の場につながって、今度は自分自身でもっと
いろんなことを調べていってほしいですね!
11月の体験学習は今日が最後。
12月は、17日、23日、24日に再エネ体験教室を開催します。
詳細は近日中に公開予定です。
また来月、たくさんの子どもたちに会えることを楽しみにしています。
ありがとうございました!