4月28日(金)、原町第三小学校の6年生58名が南相馬ソーラー・アグリパークを訪れました。
2年ぶりの訪問ですが、新しいセンターハウスが完成してからは初めての訪問という子も多かったようです。
太陽光発電と水力発電それぞれについて、体験を通して学んでいきました。
太陽光発電所の巡視点検の体験では、「パネルの表面の形が違うのはどうしてですか?」、
「パネルが南側を向いてるのは、よく発電するためですか?」など、
パネル表面の汚れやケーブルの傷を確認しながらも、次々と疑問が浮かんできたようです。
単結晶シリコン、多結晶シリコンという2種類のパネルを確認しながら、
太陽光発電についての知識をいっそう深めてくれました。
言われたことを確認するだけではなく、よく目を光らせながら「なぜだろう?」と考え、
積極的に質問してくれる様子が印象的でした。
続いて行った水力発電の体験では、代表の子が手で水車を回した時の発電量と、
ポンプで水を揚げて落とした時の発電量を比較していきます。
交代して水車を回しながら、揚水式水力発電と自流式水力発電の仕組みの違いを学びました。
最後には今日の学びを踏まえ、
「バイオマスや地熱発電、振動発電など、新たに知った発電がたくさんあった。
再生可能エネルギーについて、もっと調べてみたい」
「学んだことを活かして、南相馬をどうしていくのか考えたい」
というように、次のステップを意識した感想も多数挙がりました。
今日の学びがこれからの勉強や暮らしにつながり、役立ててくれることを願っています。