福島沿岸部の影と光を体感し、南相馬で自分と社会の未来に向き合いました
昨年に引き続き、東京の新渡戸文化中学校の皆さんが3泊4日のスタディツアーで南相馬市を体感されました。
あすびと福島は、初日と2日目のプログラムで皆さんと一緒の時間を過ごしました。
初日は中学生の皆さんと福島沿岸部の現在の状況を体感です。
今なお福島第一原子力発電所の影響が残る地域と、避難指示が解除され、前進を始めている地域の両方を体感した生徒の皆さんには、
体感後に率直な想いを言葉にしてもらいました。
2日目は南相馬市小高のリーダーのおひとり、「小高工房」の廣畑さんに東日本大震災当日から現在に至るまでの想いと行動を伺いました。
生徒の皆さんから積極的に質問があり、廣畑さんの包み込む笑顔が印象に残ります。
午後には南相馬市でも開発が盛んなドローンで写真撮影の体験。
工夫を凝らした素敵な写真を撮ってくれました。
2日目の最後には自分と社会の未来に向き合うワークショップを行いました。
普段はあまり意識しない問いですが、全員が真剣に想いを言葉にしてくれました。
3日目以降も南相馬市内で農作業やみそづくりの体験をされた生徒の皆さんは、最終日に「4日間で学んだこと」を発表してくれました。
それぞれの感性でまとめてくれた壁新聞はどれも素敵でした。
「本当にありがとうございました」とスタッフに声をかけてくれた生徒さんもおり、とても嬉しくなりました。
新渡戸文化中学校の皆さん、南相馬に来てくださりありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。