
身近な企業の取り組みを知れる工場見学と楽しい体験
9月6日のあすびと福島週末スクールは、丸三製紙さんでの工場見学と紙漉き体験です。
大きな施設のなかの駐車場に進みますと、丸三製紙の社員さんたちが笑顔で出迎えていただきました。
案内いただいた会議室では、工場見学に使用するヘルメットなどが一人一人の座る場所にセットされてます。
本日、ご案内いただく総務担当部長の齋藤さんより、本日の流れの説明があり、体験に出発です。
紙漉き体験と栞づくりから体験が始まりました。
紙漉きでは、水に紙の原料が溶かしてあるものを機械の中に入れ、よく混ぜます。
そして水を抜くと、段ボールの原紙が魔法のように現れます!
原紙が出てきたときは、一緒に見ている保護者の方からも歓声があがりました。
一人一人が紙漉きを行っている間、待っている参加者は栞つくりです。
オリジナル栞づくりに夢中になっている様子にこちらも楽しくなりました。
全員が紙漉きを楽しんだら、いよいよ工場見学です。
丸三製紙さんから熱中症予防にと参加者全員に飲みものと、
キンキンに冷えたネッククーラーを準備いただいたのです。
充分な暑さ対策のうえ、ヘルメットを装着していざ、工場へ
先ず見せていただいたのは、これから段ボールの原紙となる
分別回収された大量の段ボールの山。
リサイクルされた段ボールの利用率が98%とのこと。
環境に配慮され、段ボールが作られていることが感じました。
工場に入って目に飛び込んできたのは、運ばれた大量の段ボールがバラバラにされ次々に落ちてくる巨大な滑り台。
落ちてきた段ボールは、ベルトコンベヤーで運ばれ、分別され、余計なものが除かれていき、
最終的には巨大な段ボール原紙のロールが出来上がります。
すごい大きさのロールは、圧巻です。
巨大なロールがトラックで運ばれるために切断され、次々と流れてきます。
段ボールを作る会社に向け、運ばれていきました。
段ボールが繰り返しリサイクルされ、使われ続けていることを実感できた工場見学でした。
工場見学を終え、最初の会議室に入ると、冷えたおしぼりを出していただきました!
夢中の工場見学で火照った顔に冷えたおしぼりが気持ちよさそうな参加者です。
工場見学中に乾燥された紙漉き体験で作った紙も出来上がりました。
自分が名前を書いたオリジナルの紙です。
嬉しそうに自分の紙を手に取って見せてくれます。
最後にお土産までいただき、ニコニコ笑顔の参加者です。
実際に見学し、直接お話を聞けたからこそ、身近な企業の取り組み、リサイクルの大切さを実感できた一日でした。
工場見学や紙漉き体験など、お受け入れいただいた丸三製紙の皆さん、本当にありがとうございました。