マイプロジェクトの中間発表会
志から共感を生む
今月の半谷・エダヒロ塾は、上半期のまとめとして、それぞれが考える「マイプロジェクト」を発表し、それをさらに前進させるための意見交換の時間に充てられました。今回は南相馬市や会津からも、文字通り「はま・なか・あいづ」に加え、縁あって仙台の高校生たちも参加してくれました。
取り組みたい課題はさまざま。このスクールから生まれた「高校生が伝えるふくしま食べる通信」を、編集部ではなく広報部を立ち上げて広くPRしたい、県内の医療従事者の減少が深刻化しているという問題を受け、医療を志す人材を増やすための高校生ネットワークづくりをしたい、原発事故を受け外出を控え運動不足になっている人々と、街の美化活動を融合させたゴミ拾いプロジェクトを立ち上げたい、などなど、高校生らしいフレッシュな着眼点からたくさんのマイプロジェクトが共有されました。
昨今、「想い」を普遍化するために、ストーリー性(ストーリーテリング(story telling))が重要だと注目され、欧米の大学やMBAのコースでストーリーテリングの講座も誕生しているほどだそう。どんなことでも、社会を動かすのに必要なのは、仕組みの前に「志」であることも、今回の参加メンバーはまた強く認識したことでしょう。
半谷・エダヒロ塾は、これからも「手段で何回挫折しても、志は転ばない」というぶれない信念を、多くの高校生に伝えていきます。
福島県内の高校生・高専生に広く門を開いています。自分の成長のためにぜひ活用してください。