国家公務員初任者研修

  • 企業の社員研修
  • 2019.7.4 Thu
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6月24日(月)~28日(金)、国家公務員初任者研修として8名が南相馬に滞在し、被災地域の現状に向き合いました。

 

あすびと福島では2016年度より本研修の受け入れを行っており、今年も南相馬を拠点とした被災地視察や地域住民の方々との対話、ボランティア活動などを行う1週間のカリキュラムで実施しました。

 

前半の3日間は、宿泊する双葉屋旅館の女将さん、おだかぷらっとふぉーむ、小高中学校の先生など様々な方からお話を伺い、地域に対する理解を深めました。さらには、この地域で事業を立ち上げてきた方からの講話や、福島ロボットテストフィールドの見学を通して、民間と行政の役割分担などについても深い意見交換がなされました。

 

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お世話になった旅館の女将さんのお手伝いとして、小高駅前の花壇の草むしりも。

各省庁から集まったメンバーで仲を深めつつも、4日目には各自が「南相馬市の課題と可能性をふまえた事業を立案する」というテーマのもと、切磋琢磨しながらグループワークと個人ワークを行いました。
 

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最終日には、1週間を振り返って自分の想いやこれからへの意気込みを宣言し合いました。

 

「南相馬でも多様な考え方があると分かった。同じカリキュラムを受けても、8人で全く提案内容が違った。公務の中では、多様な価値観をまとめていく難しさがある。互いの価値観を認めていく柔軟性を持って働きたい。」

 

「南相馬へ来るまでは、復興は国が行うものだと思っていた。国が主導するだけでなく、住民がやっていることを後押しすることが復興なのかなと思った。」

 

参加した皆さんには、南相馬に来る前とこの1週間で、地域のあり方や復興について考え方の変化もあったようです。

 

 

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