6月7日~6月8日、南相馬にて三菱電機労働組合のリーダーシップ開発研修を実施しました。
本部と全国の支部から8名の方に参加いただき、福島県沿岸部の視察や、現地で活動する起業家の講義を受け、ご自身の組合活動における具体的なアクションプランの設定に取り組みました。
1日目は、福島県沿岸部の視察をした後に、1人目の講師として、浪江のまちづくり会社「一般社団法人まちづくりなみえ」の菅野さんの講義及び意見交換を行いました。
続いて2人目の講師として「地域の100の課題から100の事業をつくる」というビジョンを掲げる(株)小高ワーカーズベース代表の和田さんから、震災後の事業の立ち上げなどをお話しいただきました。その後グループワークを行い、1日の研修を通じて、ご自身が感じられたこと、またなぜそう感じたかなどの理由を丁寧に言語化するワークを行い、小高の「双葉屋旅館」に宿泊しました。
2日目は、スタッフの沖沢から、あすびと福島での取り組みや、代表の半谷が人材育成の事業を志したいきさつ、今後実現したい社会などについての講話、及び意見交換をしました。
最後にご参加された皆様が組合活動を通して、どのような社会を創りたいか、そしてその社会を実現するためにどのようなアクションをとるかというアクションプランを考えるワークを行い、行動宣言を実施して研修を締めくくりました。
ご自身の組合活動について「どのような社会を創りたいか」という大きな概念から、真剣に向き合う二日間となりました。