自分と社会の未来に向き合う2泊3日の教育旅行
12月22日~24日、寒さが厳しくなってきた時期でしたが、明るい高校生たちの素敵な雰囲気に気持ちが温かく過ごせた3日間でした。
あすびと福島の教育旅行のプログラムは、社会人研修が基となっているプログラムです。
南相馬市と旅行会社のご協力で教育旅行が始まり、有難いことに回数も増えてきています。
12月22日(日)教育旅行初日、田園調布雙葉高校生26名と浪江の道の駅で合流です。
福島沿岸部の体感からあすびと福島のプログラムが始まります。
現場で説明を聞くときも一生懸命にメモを取る学生の皆さんの姿に感銘を受けながら説明を続けます。
福島沿岸部体感の最後、南相馬市小高区では小高工房の廣畑さんにお会いできる嬉しい時間もありました。
2日目は地元の方のお話を聞き、壁新聞にまとめます。
小高工房の廣畑さん
maruttの西山さん
お二方の想いや行動を伺い、自分たちからも質問をすることで理解を深めていきます。
壁新聞制作では、ポイントを絞り、班で助け合い新聞制作を行いました。
限られた時間のなか、協力し新聞が作られていきました。
制作した壁新聞をお互いに読み合い、感じたことを言葉にすることから3日目が始まります。
自分たちの班と別な視点に気付きを得たことや
お互いの工夫に対しての称賛を率直に言葉で表します。
さて、いよいよ「自分と社会の未来に向き合う」ワークです。
26名の高校生たちが、問いに向き合い、丁寧に自分の思いを言葉にしていきます。
将来の自分や地域の姿を考え、言葉にすることで、ありたい自分の姿を鮮明に描けるようになるのではないでしょうか。
1人1人からの発表では、全員が自分の思いも含めて言葉にしてくれました。
先生方のご協力もあり、あっという間だった熱量が高い3日間。
26名の高校生たちと先生方が真剣に取り組んでくれたからこその3日間だったと感じます。
この3日間のあすびと福島での体験が、将来のありたい自身の姿に踏み出す一つのきっかけと
なったらありがたい限りです。
本当にありがとうございました。