再生可能エネルギー「ウィンタースクール2015」レポート(12月20日開催)

  • 小中学生
  • 2015.12.20 Sun
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本物のソーラーカーがやってきた!

12月20日(日)に、南相馬市再生可能エネルギー
ウィンタースクール2015がスタート!

 

1日目は「ソーラーカーに乗って、作って、仕組みを学ぼう」をテーマに、
本物のソーラーカーが南相馬ソーラー・アグリパークにやってきました。

 

この日に合わせて、京都に本社をもつ、日新電機株式会社様から
お借りしたソーラーカー。
子どもたちは本物のソーラーカーに興味津々、「早く乗りたい!」という
気持ちが表情から伝わってきます。

 

日新電機の社員の皆さんも、関西のノリで子どもたちの気持ちを
しっかりと掴んだ後、早速、乗車体験がはじまりました。

 

パークのローターリーを2週するなかで、太陽が少し陰るところは
スピードが遅くなったり、向かい風のときは走りがゆるやかになったりと
ソーラーカーの走りの変化も体感できた子どもたち。

 

一人で運転することが初めての子どもたちは、背筋をピンッとさせて
緊張気味にハンドルを握っている姿も微笑ましく感じました。

 

午後は、自分たちで工作した、ミニソーラーカーを
みんなでレースをします。スタッフお手製のレースコースを
子どもたちのソーラーカーが自由に走り回ります。

 

「どうやったら、もっとスピードが出るのかな?」
「あの段差を乗り越えるのにはどうすればいいの?」
とソーラーパネルの傾きや置き方、太陽への向け方など、試行錯誤を繰り返します。

 

ソーラーカーの工作を通して、子どもたちが自分で考え、
そして試行錯誤をのびのびと繰り返す姿がとても印象的な時間でした。

 

最後は、京都から南相馬に来ていただいた日新電機の皆さんに、
子どもたちからお礼の言葉を伝えて、スクール1日目が終了。

 

スクールの感想にも、「本物のソーラーカーに乗れて楽しかった!」
「くるまの仕組みは難しかったけど、いつか分かるといいな」など、
この日の経験が子どもたちのなかにしっかりと刻まれたようです。

 

ご協力いただいた日新電機の皆さん、本当にありがとうございました。
また、南相馬で子どもたちと一緒にソーラーカーを楽しめる日がくるといいですね!

 

さて、明日は、スクール2日目、「ミニ太陽光パネルをつくろう!」を
子どもたちと楽しく真剣に学びたいと思います!

  

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