原町高校で開催された「南相馬の未来を考える」ワークショップに参加させていただきました
11/17日の午後、南相馬の公立高校である原町高等学校の1年生・2年生全員を対象にした「南相馬地域の将来像を考える」をテーマとしたワークショップにあすびと福島の半谷(代表理事)とスタッフ5名で講師・ファシリテーターとして参加する機会をいただきました。
このワークショップでは、小高で事業を展開する小高ワーカーズベースと連携し、
小高ワーカーズベースが1年生を、私たちあすびと福島は2年生を担当しました。
ワークショップは、高校生自身による活動発表から始まり、ボランティア活動への参画、中学生の学習支援、小高の活性化など
多様なプロジェクトを実行する3組の高校生たちがそれぞれの想いを力強く発表している姿が印象的で、
ほかの同級生たちも真剣に聞き入っていました。
発表に続いては、あすびと福島の半谷から高校生たちに向けてメッセージを送りました。
想いを持ち、それを実行に移すことの大切さ。
そしてその想いを持つためには「自分事化」が重要であることを伝え、高校生たちの活動にエールを送るとともに、
これから活動を始める若い世代の原動力になったのではと思います。
また、あすびと福島が運営する南相馬ソーラー・アグリパークでは、
原町高校の数科学部をはじめとした高校生たちと強い連携が生まれてきており、
10月末に完成した新センターハウスを高校生たちにも自由に利用してくれるよう、高校生たちにも発信できた場ともなりました。
後半はいよいよワークショップとなり、各グループで活発な議論が行われていました。
今回のテーマは「南相馬の未来」です。
彼ら・彼女たちが大人になったときにどんな南相馬になっていてほしいか、
そのために自分たちがどんなアクションを起こせるか、を考えてもらう時間となりました。
最後の発表では、安心して暮らせる南相馬、南相馬らしさを残し続ける、活気のある南相馬など、
さまざまな意見が発表され、南相馬の未来を担っていく若い世代の力強さを感じる1日となりました。
南相馬ソーラー・アグリパークはこれからも地域の若い世代たちと一緒に地域の活性化に貢献できるよう、前進を続けていきます。