5月13日(土)、福島市にて今年度第1回目の高校生あすびと塾を開催しました。
郡山、須賀川や市内などから合計11名が参加。
入学したての1年生から、受験前最後の参加となる3年生まで集まり
あすびと塾に参加してからの変化を振り返る姿なども見られました。
この日のワークのテーマは「自分が福島に生まれ育った意義を考える」。
福島に生まれ育って良かったと思うこと、辛かったことの原体験から思い起こし、
自身と福島との関係を改めて見つめていきました。
「高校生のみんなが自分の人生を豊かにするために、福島に何らかの意義があるとすれば、
次は想いを実現するための手段を考えよう。みんなが身に着けたいこと、努力したいことは何だろう」
半谷の言葉に、高校生たちは”自分がやっていきたいこと”を改めて考えていきます。
「福島がうらやましいと言われるために、ここにしかないものを探し出し、生み出していきたい。
毎日ひとつでも日常の中に素敵なものを見つけていきます」
「自分を福島の価値のひとつにしたい。自分が課題解決することで、
”あいつがいるんだ、福島ってすげえ”と言われるようになろうと思います」
一人ひとりが力強く、自身の想いの丈を宣言していきました。
午後には参加高校生が関わっている企画について、全員で課題を見つけながら意見交換をする場面も。
迷走する議論に、目的や話し合いの優先順位を言及する3年生の姿も見られるなど、
試行錯誤を繰り返しながらも、互いに協力し合いながら挑戦していく姿がありました。
自分たちの想いを、実績として形にしていってくれることでしょう。