南相馬高校生による社会活動 第4回ゼロ・ゴミッションが小高で開催
7月2日(日) 今年度の4月に学校が再開した小高区で高校生主催のゼロ・ゴミッション活動が開催されました。
自分たちの大好きなきれいな街を自分たちの手で取り戻したい。
そんな高校生の思いから始まった高校生が主催するゴミ拾い活動は、4回目を迎えます。
中心メンバーの高校3年生は今回でゼロ・ゴミ活動を卒業しますが、思いを引き継ぐ高校2年生が中心メンバーに加わりました。
さて、メンバーの思いに共感した参加者は56名。
続々と集まります。
今回、パークのスタッフは事務局側としてお手伝いにはいりました。
開会式後、11班にわかれた参加者が街中にゴミ拾いに出かけたあと、事務局はお昼の準備、ゴミ袋の追加など一斉に動き始めます。
参加者が楽しんで街のことを知ってもらえるよう、小高のお店にスタンプを置かせてもらったり、街中の地図を作ったりと事務局側の準備も相当です。
昼食用冷やし中華の麺は、小高双葉食堂が準備してくださり、麺を茹でる場所に小高駅前の双葉屋旅館さんの厨房をお借りしたりと、地域の方にも支えられて準備することが出来ました。
お昼の冷やし中華麺の上に自分の好きな具をトッピング
途中にレクリエーションを取り入れるなど、一緒に行動する班のなかでより交流が持てるよう
しています。
レクリエーションでの歓声や、街中での標識について会話している
参加者を嬉しそうに見つめるゼロ・ゴミメンバー。
後輩に自分たちの「自分たちの地元を自分たちの手で楽しくきれいにしたい」との
思いを上手く託せたのではないでしょうか。
次回のゼロ・ゴミッションは、高校2年生たちが中心となって行います。
高校生が主催する、セロ・ゴミッション活動がどのようにつながっていくか、今後の彼らの活動を
楽しみにしています。