9月8日(木) 江戸川区立春江中学校2年生の移動教室

  • 福島県外からの教育旅行
  • 2022.9.27 Tue
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江戸川区立春江中学校の2年生162名が、福島県沿岸部の「光」を体感するプログラムを経験しました。

この日は、あすびと福島のスタッフと大学生インターンが5クラスのバスを案内しました。
福島ロボットテストフィールド、株式会社テラ・ラボ、福島水素エネルギー研究フィールド、

鹿島区の再生エネルギー発電所といった福島沿岸部の「光」の現場に向き合い、

あすびと福島ではドローンと水素カーに実際に触れる体験を行います。

 

福島ロボットテストフィールドでは管制室と屋上から、陸・海・空の実験施設を見学させていただきました。

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南相馬市と連携して災害対応にもあたった株式会社テラ・ラボでは、

福島でベンチャー企業がテクノロジーを開発しているのかを動画で学び、実際に飛行機型のドローンも見学させていただきました。

未来を作っていく「かっこいい大人」「かっこいい仕事」が福島の沿岸部に存在していることに中学生のみんなの印象に残ったと思います。

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福島水素エネルギー研究フィールドでは、広大な太陽光発電所と世界最大級の電気分解装置、

高さ20mの水素タンクなどを見学し、今注目を集めている水素についての理解を深めました。

見晴らし台に登ったクラスでは、目の前いっぱいに広がる太陽光発電パネルに感嘆の声が上がり、

再エネと水素の関係性についての質問も挙がりました。
鹿島区の再生エネルギー発電所では、20万枚の太陽光パネルと高さ85mの風力発電機のスケールの大きさを体感してもらいます。

風力発電の様子を下から見上げ、風を切る音も聞くことができました。

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あすびと福島では、これまで見学してきた「光」の現場をより身近に感じてもらうため、

ドローンや水素で走る車を運転する体験を行いました。
職場体験に来ていた地元・石神中学校2年生がドローン操作の先生役を行います。
実際に体験することで福島沿岸部の「光」を感じてもらうことができました。

帰りの高速バス内では生徒たちから「福島県のイメージが、被災して放射線もある怖い県から反省を活かして前に進むポジティブな県に変わった」、「どうせいつか復興するじゃんと思っていたけど復興するのは当たり前じゃないことを知った」、「家に帰ったら家族に伝えたい」などの力強く、真剣な感想を聞くことができました。

春江中学校の皆さん、南相馬に来てくださりありがとうございました!

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