6月9日、南相馬にて「JISS福島スタディ・ツアー」を実施し、JISSの大学生13名と6名のあすびとユースが交流しました。
JISSはこれから留学する東大・慶応大・一橋大などの学生たちからなる団体であり、留学前に日本について理解を深めるという目的の元、今回は福島沿岸部の現状を知る為の訪問でした。
1日目は南相馬市の農家民宿に宿泊し、参加者同士で懇親を深めたようです。
2日目はあすびと福島がコーディネートし、あすびとユースらと共に福島県沿岸部視察からスタートしました。
その後あすびと福島の本拠地である「南相馬ソーラー・アグリパーク」に移動し、スタッフの沖沢から、南相馬市が向き合っている課題や、あすびと福島での取り組み、人材育成の事業を志したいきさつ、今後実現したい社会などについての講話、及び意見交換を実施しました。
続いて、あすびとユースに所属する地元高校生から、地域での活動のプレゼンテーションや、国家プロジェクトである福島イノベーション・コースト構想の発信を人型ロボット「ペッパー」を用いて行っている活動について紹介しました。
最後にJISSの学生たちが、福島を訪れて感じたこと、またあすびとユースが大学生たちと触れ合って感じたことなどを言語化するワークをして研修を締めくくりました。
高校生からは、「大学生たちの熱量に感化された。自分たちもこれくらい積極的に活動をしなければならない。」という感想もあり、まさにあすびと福島が目指す「あこがれの連鎖」が起きていることを実感しました。
大学生・高校生ともに「参加してよかった」と別れ際には連絡先を交換しており、世代の異なる人材が交流する有意義な場となりました。福島の高校生や大学生たちにとっても、刺激を受け学びとなったようです。