自分ならばどう行動するか~オンラインでのケーススタディ(ケースC)

  • 大学生
  • 2020.5.26 Tue
5月16日①

情報共有→自分事化→信頼構築 ~ケースCから考える本質~

 

毎回2~3人の少人数で取り組む、あすびと福島の代表自身の事業開発経験をもとにしたケーススタディ。

今回も2週間前にケースBに取り組んだ3人の学生が、約2時間、ケースCに向き合いました。

 

ケースBの続編でもあるケースC。

「Jヴィレッジを立ち上げたものの黒字化が見えない中で、地元食材の購入要請に対して、自分がJヴィレッジのトップだったら、いかに応えるのか」

 

自分がトップならば、地元の商工会長から突きつけられた課題に対して、どのように対処するのだろうか。

Cを読んで主人公が取った行動を知る前に、3人の学生たちは、自分たちのこれまでの活動や知識を総動員し様々な視点で対応策を考え抜きました。ケースを「自分事化」するからこそ、学びが深まるのです。

 

ケースCのシーンは、次に、その自分事化がスタッフの立場へと進みます。

 

学生たちにとって「One Team」がキーワードになりました。

 

いままでの自分たちの経験も重ねながら、トップとスタッフが1つのチームとなるための「情報の共有」の大切さに腹落ちしていきました。

5月16日②

 

【学生の感想】

〇高校の生徒会の活動で成功できたのは周りに助けられたからだったことを思い出した。

「One Team」になるために、相手のことも考え、自分のことを伝えることは今からでもできると感じた。

〇大学の授業は人数も多く、どうしても一方通行になりがち。自分の考えを伝えることができる今日のような双方向のコミュニケーションが大事だと感じた。

今回のケーススタディで最も印象に残ったことは社内外の信頼関係の重要性です。

自身の経験を振り返ってみると、私はチームで何かに取り組む際に自分でできることは全て済ませてしまいがちでした。

その方が早く済むし、同じチームの子たちも楽だろうと考えていましたが、結果的に情報が共有されておらず、うまくいかないことがありました。

今回は、それでは誰のためにもならないことをしていたのだなあと反省するきっかけになりました。

〇大学は知識・教養を身に着ける場。あすびと福島のケーススタディはそれを実践する場だと捉えています。

授業での理論上のことが実際の例として現れて、授業の内容がより定着し自分の中に蓄えられました。

今回のケースCのようにチーム全体で目標を共有することは、リーダーだけでなくスタッフ・フォロワーのモチベーションに繋がること、

まさに「One team」の具現化と思いました。

 

 

コロナ禍も少しずつ小さくなり、大学でもオンライン授業が始まるなど、学生生活にも動きが見えてきました。

大学の授業で得る知識とこの2時間のケーススタディの価値を多様に組み合わせる学生たちからの意見は、あすびと福島として、とても嬉しいですね。

 

そして、鋭く深堀りしてくる学生たちに負けないように気合を入れるこの頃です。

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