2025年度 上半期の企業研修を振り返って

  • 企業の社員研修
  • 2025.10.9 Thu
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2025年4月~9月の企業社員研修を振り返って

あすびと福島の研修をご活用いただいた皆さま、改めて、いつもありがとうございます。

2025年度も下半期を迎え、南相馬の秋らしい雰囲気を感じはじめながら、上半期の研修の学び合いの場を振り返っております。

 

今年度上半期も、新入社員の方々から上位管理職の方々まで、様々な役職・年代の皆さまに非日常の中の内省の場として、福島フィールドスタディをご活用いただきました。2日間を通じて、「ありたい自分・社会・仕事、志とリーダーシップ、そして行動」についての言語化をより深めていかれ、私たちあすびと福島も、参加者の皆さまに共感するフォロワーとして、一層ご活躍なさる姿を強く想像しております。

そして、あすびと福島こそ、参加者の皆さまから学びをいただいております。重ねて、感謝申し上げます。

 

皆さまからいただいた学びを生かし、2025年下半期も引き続き、代表の半谷を中心に、全員のチームワークで企業の皆さまのお役に立つよう努めてまいります。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

参加者の方からいただいたご感想をご紹介いたします。

あすびと福島の企業研修を参加された方から、嬉しいご感想をいただきました。以下、ご紹介させていただきます。

 

福島フィールドスタディに参加したのは、3.11の被災地が抱える社会課題と企業の関わりに関心があったからです。岩手や宮城にはボランティアで訪れた経験がありますが、福島は初めてで、異なる地域の課題を体感したいと思いました。企業活動や BCP、地域との関わり、有事のリーダーシップなど、多くの学びを期待して臨みました。

 

参加の折、私はサステナビリティ経営推進の責任者に任命されたばかりで、仕事への向き合い方や組織のメンバーとの関わり方に迷いを感じていました。そんな中で本プログラムに参加し、自分の志や行動の背景には「自分自身の過去の体験」が影響していることに気付いたのです。それ以降、大切にしてきた考えや行動の「根拠」「軸」「判断基準」がより明確となり、迷ったときに立ち戻れる拠り所を得ることができました。

 

特に心に残っているのは、講師の方々の生の声で語られる被災当時の壮絶な経験談と復興に向けてあきらめることなく歩む姿です。沿岸部の震災遺構や荒涼とした大地の景色と、それでも前に進もうとする人々の熱量との対比は、今も強烈に記憶に残っています。

 

また、参加者同士の対話で、会社では聞けない内面を掘り下げた話を参加者どうしで共有できたこともとても有益でした。

 

この共有体験は必ずよい仕事につながるものと確信しています。

 

私にとって福島フィールドスタディは、迷ったときに立ち戻れる拠り所を発見できた場、参加者と深い共感でつながれた場でした。だからこそ、この研修は迷いを抱える管理職の方々にぜひ勧めたいと思います。

 

 

 

2025年10月現在 あすびと福島の感染症対策

宿泊研修への参加にあたっては、感染対策として以下のご協力をお願いいたします。

 

1.実施日前日の時点で、同居のご家族や密接に仕事をしている方が感染症にかかっている場合、参加を見合わせてください。

(ご本人の体調には問題がない場合でも)

2.研修当日、ご自宅を出る前に検温してください。体調が優れない場合は、参加を見合わせてください。

3.適宜、マスク着用、うがい、手洗い、消毒、検温などをしてください。

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