「自分ならばどう取り組む」~ケースCからの問題提起~
高校生時代からあすびと福島のプロジェクトを一緒に活動した福島県出身の学生たちと4月から始まったオンラインケーススタディ。
あすびと福島の代表である半谷の事業開発ケースを題材にケーススタディが進みます。
5月5日(火)は、前回(4/18(土))ケースB(Jヴィレッジの立ち上げ)に取り組んだ2人(盛岡医療専門学校・東北大学)がケースCの伝えたい本質に迫りました。
Jヴィレッジが華々しくオープンした一方で、出てきた課題に対し、解決への取り組みが記されているケースC。
今回のケーススタディでは、事前に自分が半谷ならばどのように取り組み、Jヴィレッジの課題を解決したか、考えてもらいました。
ケースAとケースBのケーススタディを経た2人は、ケースが進むごとに半谷の行動力や熱量も理解してきています。
自分であれば、どのような行動をとるだろう。
まさに「自分事化」としてケースを捉え、更に半谷へ問いかけ、ケースCが伝えたい本質を深めていきます。
相手の立場で物事を見る「自分事化」できる「感性」は、これからの社会でますます求められると感じています。
一連の事業開発のケースでは、様々な場面で相手側の立場で物事を見ることができる「感性」に触れ、
感性を支える「知識」が力強い行動に繋がっていることを感じた学生たち。
代表からも学生たちの理解が更に深まるよう、実生活も例に出して学生の質問に応えています。
「自分事化」の大切さが学生たちにも強く響いた2時間だったようです。
【学生の感想】
〇代表の言葉が心に刺さることが多い。今日「報・連・相は権利」とのポジティブな捉え方が刺さった。知識や情報の共有に加えて、気持ちの共有もできるよう相手の立場を「自分事化」することをこれからの集団生活にも活かしていきたいと感じました。
〇今日はいつも以上に代表と同じ経験できた。自分たちのアイディアと代表の行動を比較することで、頭をフルに使った。大胆かつ長期的な視野に基づいた行動。1人1人が会社の状況を「自分事化」できるチームは強い。その状況を作り出せたリーダーの感性から起こる行動力は本当にすごいと感じた。
一部オンライン授業が始まったとはいえ、なかなか落ち着かない状況が学生たちには続きます。
このオンラインケーススタディの2時間のなかで、これからの社会を少しでも力強く生きるヒントを掴んでもらえれば、嬉しい限りです。