野菜の廃棄物からエネルギー!教室
2017年10月15日(日)南相馬ソーラー・アグリパークで南相馬市再生可能エネルギー・普及啓発事業として
第4回再エネ体験教室が開催されました。
今回は、畑の廃棄物から本当にガスが出来ているのかを実験し、新聞にまとめる教室です。
後半の短時間で新聞作成を行う子どもたちのために、福島民友新聞社の渡邊記者が
新聞作成のアドバイスと、新聞を作るために質問することについてのアドバイスを頂きました。
渡邊記者からは、恥ずかしがらなくていいんだよ、教わろうとの気持ちでいると自分の分からないことが
出てくるから。と小学生にわかりやすいようアドバイスを頂きました。
さて東北大学大学院農学研究科の多田先生から、9月10日(日)に仕込んだかぼちゃのタネや
ワタからつくられたガスの貯まった袋も見せていただきながら、
捨てられている生ゴミからどうしてバイオガスが出来るのか、説明がありました。
先生のお話しを聞きながらメモを取る姿もあります。
生ゴミからのバイオガスで本当にお湯が沸かせるのか、実験も行います。
小学生の班に、地元の原町高校数科学部の高校生が入り実験を手伝いました。
無事バイオガスで90℃まで沸かせたお湯でみんなでお茶をいれ、乾杯です。
自分たちで、頑張って沸かしたお湯で、淹れたお茶は美味しいようですね。
新聞作成のための班編成が高校生から発表され、新聞作成班から多田先生への質問タイムは
沢山の質問が出て、予定した時間をオーバーするほどでした。
「わからない」から「質問して教わろう」と恥ずかしがらずに沢山の疑問を
先生に投げ、多田先生も一生懸命答えて下さった時間でした。
昼食後の午後、1時間弱の時間のなか、大変な集中力とチームワークで新聞を作成させました。
高校生たちの的確なアドバイスも相乗効果となり、短時間で自分たちが伝えたいことを
まとめてくれました。
今日の感想に「大変だったけど、新聞にまとめる作業が楽しかった」。との意見が
ありました。
お互いの意見を聞き、それをまとめるだけでなく、どのように書いていくかなど、
集中した時間は大変だったけど満足感もあったようです。
頑張ってまとめてくれた新聞は、南相馬市立図書館に2週間展示していただけることになりました。