秋晴れの気持ち良い勤労感謝の日、ドローンスクールを開催しました。
冬の足音が聞こえ始め、ドローンスクールの日は雨が降らないか、
寒風が吹かないかと心配していましたが、小学3年生から中学3年生まで、9人が元気に参加してくれました。
今回のスクールでは、「ドローンならではの写真」を撮影してもらうことを目指しました。
まず、3人ずつのグループに分かれ、各グループ3枚ずつどんな写真を撮ってみたいか話し合いました。
いろいろな学年がいるグループでのグループワークは難しかったかもしれませんが、
みんなで3枚ずつどんな写真にしたいか考えました。
ドローンでの写真撮影は全員が体験し、みんなで声を掛け合いながら撮りたい写真を撮れるよう、
工夫していました。
南相馬らしい「ノマオイ」の人文字や、上空から撮影した写真、遠近法を使った写真など、
それぞれの工夫が凝らされた写真が完成しました。それぞれのグループのカラーが出ている、おもしろい撮影時間でした。
撮影の他に、モノを運ぶドローンや、ドローンレースなどに使われるドローンもあるということを伝え、
「ドローンでどんなことをしてみたいか。
20年後にドローンでどんなことができるようになってほしいか」を考えてもらいました。
少し難しい問いだったかとスタッフは心配していましたが、一人ひとりが真剣に考え、発表しました。
「学校に遅刻しそうになってもドローンで空を飛んでいけたらいいな」
「ドローンにスピーカーをつけてライブ会場で飛ばしたい」
「ドローンで宇宙や、異世界にも行けるようになるかも」
「障がいのある方のお手伝いをするドローンができたらいいな」など、
スタッフも欲しくなるようなドローンのアイデアがたくさん出てきました。
子どもたちの思い描くドローンが飛んでいる世界は夢にあふれていて、ぜひ実現してほしいと感じました。