あすびと福島として初めての3Dプリンタースクールを開催しました。
小中学生6名が参加してくれて、それぞれの工夫が見える楽しいスクールになりました。
はじめに、3Dプリンターと3Dペンでモノを作る様子を実演しました。
参加者たちは興味津々で、触ってみたくて仕方ない様子でした。
家庭用のコンパクトな3Dプリンターの動きを見た参加者たちは、3Dプリンターや最新鋭のロボットを活用するロボコム・アンド・エフエイコム㈱さんに工場見学に行きました。
最新のロボットを見て参加者たちはワクワクした様子。
その後、「普段は限られた人しか入れません」という工場にも入らせていただき、
ロボコムさんで使っている3Dプリンターの説明を受けました。
大きな機械が並んでいたり、湿度管理がされていたりする工場は、普段は入れないという特別感もあり、
参加者たちは珍しそうにキョロキョロしていました。
見学後はパークに戻ってきて、3Dモデルを作成します。
あすびとパークにある大きなツリー、この大きなツリーの飾りを作ってみようというのがワークショップのテーマです。
ツリーを見ながら何を作るか考え、Tinkercadという3Dcadを使用して形を作っていきます。
パソコン上の積み木を組み合わせていきます。
視点を移動したりすることに四苦八苦している参加者たち。
慣れない操作に苦戦しながらも、頑張って作ってくれました。
1つを集中してこだわった子もいれば、どんどん進めて5つ作った子もいて、
それぞれに楽しんでくれたのではないかなと感じています。
発表の時間では、他の参加者が何を作ったのか、とても興味を持ってみている参加者の皆さんです。
この3Dモデルは後日印刷し、ツリーに飾ります。
まとめでは、社会の中でどう使われているかを知り、自分は何に使ってみたいかを考えました。
そしてロボコムさんへの質問タイムでは、
「何個ぐらい3Dプリンターの材料がありますか」という3Dプリンターに関心を寄せた質問や、
「僕もあの工場で働けますか」と未来志向の質問が出ました。
3Dプリンターが参加した子どもたちにとって面白いと感じてもらえたことが伝わってきた時間でした。
このような見学・質問の機会をいただいたロボコムさんには大変感謝しています。
今後、3Dプリンタースクールをあすびとジュニアクラブだけでなく、
もっと多くの子どもたちに体験してほしいです。
これからも地域の子どもたちに向けて学びの場をつくっていきます。