仙台と福島の高校生が南相馬に集いました
宮城県立仙台第一高校(仙台一高)の高校生が企画し実現した、
仙台一高と福島の高校生合同での南相馬フィールドワーク。
発起人は、仙台一高3年生の半田竜樹くん。
あすびと福島代表の半谷が、自身の母校である仙台一高で講演したのが縁で、
郡山で開催するあすびと塾にも仙台から参加をしてくれていた、熱い志を持つ高校生の一人です。
宮城・岩手に比べると、福島第一原子力発電所の事故の影響で、どうしても復興が遅れてしまっている福島ですが、
そんな状況でもあきらめずに前進を続ける福島の人たちの行動から気付きを得てくれた半田くんが、
自身の体験を同校の学生たちにも伝播させていきたい、という想いで企画してくれたのが今回のフィールドワークです。
当日は高速バスで南相馬の原ノ町駅に、
仙台から9名、福島から3名、そして地元南相馬から1名、全部で13人の高校生が集まって、
フィールドワークがスタートしました。
原ノ町駅から、まだ避難指示が続く浪江町の請戸地区、
そしてつい先日の7月12日に避難指示が解除された南相馬市の小高区をバスで回り、
現地を自分たちの五感で体感し、福島の現状を真剣に受け止めてくれました。
現地を回ったあとは、南相馬ソーラー・アグリパークで昼食・意見交換です。
昼食は、南相馬ソーラー・アグリパーク名物のソーラーサンドイッチを食べてもらい、
その後の意見交換のエネルギーを蓄えてもらいます。
意見交換では暮らす場所は違えど、同じ高校生同士、
真剣かつ熱い議論が繰り広げられ、大変充実した時間になりました。
今後もいろんなバックグラウンドの高校生が集まる場として、
南相馬ソーラー・アグリパークを活用していただけたらと思います。