福島高校1年生、福島空港メガソーラーでフィールドワークを開催

  • 高校生
  • 2016.11.1 Tue
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11月1日、福島高校の1年生40名が福島空港の見学に訪れました。1年生全員がクラスごとに、

県内の再生可能エネルギーにまつわる訪問先をまわっているそうです。

 

到着した高校生の皆さんには、福島空港メガソーラーでの取り組みや、ソーラーパネルの仕組みについてご説明しました。

単結晶、多結晶といったソーラーパネルの違いなど、小中学生向けよりも詳しくご紹介。

「家庭用の太陽光パネルとの違いは?」、「雷が落ちるときはどうする?」など、

日常生活やこれまでの経験をもとにした質問などが上がりました。

 

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ちなみに、雷が落ちるというのは滅多にありません。万が一のときには安全装置で運転を停止します。

雷や漏電した電気を地面に流してくれるアース線についてもチェックしました。(写真、緑色の線)

 

その後は室内で、福島県企画調整部エネルギー課職員の方の講義。
県としてどのように再生可能エネルギー普及を目指しているのか、目標やそのための取り組みについてご説明いただきました。

 

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福島県は安心安全で持続可能な社会づくりのため、再エネ普及を復興の重要施策に位置づけ、飛躍的推進を目指しています。

目標は2040年までに、県内のエネルギー需要を100%再エネでまかなえるようになること。

2015年度実績は27.3%となっています。

 

今後重要な再生エネルギーとして期待される水素エネルギーや、

再エネ推進により新産業を育てる「福島イノベーション・コースト構想」などのご説明もありました。
未来を担う高校生たちが熱心に聞き入る姿を、とても頼もしく感じました。

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