高校生が伝えるふくしま食べる通信の志をご評価いただきました
福島の高校生のための社会起業塾「あすびと塾」から誕生した食材付き情報誌「高校生が伝えるふくしま食べる通信」は2015年春号の創刊から2年を迎え、現在に至るまで季刊で8号を発行しています。福島県内の農家さんへの取材や原稿作成などは高校生の有志で行っています。
はじまりは「大好きな福島が誤解されて悔しい」という、当時高校2年生だった菅野智香さんの想いから。彼女が立ち上げたこのプロジェクトは、あすびと福島が事務局として伴走しながら、その変わらぬ志を受け継いで既に第4世代まで続いています。この2年間でのべ14人の編集部員が発行に携わり、自分自身の成長のための経験を重ねているのです。
このような継続的な取り組みをご評価いただき、復興庁の「新しい東北」復興・創生顕彰の団体部門を受賞いたしました。「新しい東北」の実現に向けて、被災地の地域課題を解決する取組に関し、当該取組を行い、顕著な功績を上げている個人・団体が表彰されています。
高校生たちとしっかり向き合ってくださる福島の生産者のみなさん、毎号楽しみにしてくださっているたくさんの読者の皆さんをはじめ、私たちの取り組みを応援してくださっている多くの方に支えていただきながら、このようなご評価を頂戴いたしました。
改めて御礼を申し上げますとともに、今後も多くの「あすびと」たちと前進を続けて参りますので、引き続きご支援とご協力をお願い申し上げます。