大学生・高校生と岐阜・名古屋に「越境」し、自らのキャリア選択に向き合いました。
昨年夏から実施している県外へのフィールドスタディ。3月末には「大学生あすびと会」の大学生に加え、
あすびと福島と活動を共にしている高校新3年生と岐阜・名古屋に越境しました。
まず訪れたのは岐阜県・岐阜市。岐阜に本拠地を置き、東海地方を舞台に
大学生を中心とした人材育成事業を行っているNPO法人G-netの皆さんに出迎えていただきました。
参加した学生一人一人が今の想いを語り合った後、G-netが主催する長期インターンシップに参加した
現役大学生・若手の社会人とのセッションを行いました。
全体でインターンシップの経験とそこから得た学び、キャリア選択についての想いを聞いた後はグループに分かれ、
インターンシップに関する質問だけでなく、自分の今の悩みなど話題を広げて
福島の学生と岐阜の学生・社会人が語り合い、お互いが学び合う時間になりました。
翌日は愛知県・名古屋市へ。レインウエアや防水エプロンを手掛ける老舗の合羽メーカー、
船橋株式会社さんを訪問し、工場を見学させていただきました。
工場見学の後は船橋株式会社社長の舟橋さんと社長の”ミギウデ”として活躍している大谷さんのお話を伺いました。
目の前の仕事に向き合い、失敗をして、乗り越えてきたと語る舟橋社長と、
自らと向き合い、自分の意志をもってキャリアを選択したと語る大谷さん。
お二人との対話を通し、大学生・高校生たちはこれからのキャリア選択や仕事との向き合い方に思いを巡らせていました。
2日間の締めくくりではそれぞれが「今の率直な想い」を語り合いました。
帰りの新幹線の中でも、先輩と後輩が隣に座って将来のキャリアや目の前のやるべきことについて悩みを語り合い、
大学生・高校生たちは1泊2日のタイトなスケジュールの中でも自分の未来に向き合い、想いを言葉にします。
2日間をコーディネートしていただいたG-netさん、対話いただいた大学生・社会人の皆さん、船橋株式会社の皆さん、
ありがとうございました。
あすびと福島では、今後も大学生・高校生と「越境」して未来に向き合う場づくりを続けていきます。