あすびと福島社会人向けフィールドスタディ 2023年度の振り返りと2024年度への想い
2023年度も多くの企業さまにあすびと福島をご活用いただきました。あすびと福島の社会人向けフィールドスタディは現地およびオンライン合わせて53回実施し、延べ1197名の方にご参加いただきました(講演含む)。
福島沿岸部・被災地を非日常の内省の場として活用され、真剣にご自分自身に向き合われる皆さまの姿に、私たちあすびと福島のメンバーも刺激を受け、学び合いをさせていただきました。ご参加いただいた皆さまに感謝申し上げます。
また、ご自身が研修を経験するに留まらず、自部署の皆さんや、他社さんへもご縁を広げていただくことが多かった1年でした。素敵なご縁をいただき、改めて感謝申し上げます。
いただいたご縁とご期待に応え、少しでもお役に立つよう、今後とも全力を尽くしてまいります。
2024年度も、あすびと福島を引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
2023年度あすびと福島フィールドスタディ参加者の声
今週は研修受け入れ、ご講義ありがとうございました。これまでの会社生活で色々な研修を受けさせてもらってきましたが、人生で一番心が揺さぶられ、深く落ち込み、底から這いあがってくるような内省を伴った、一番強烈な研修でした。まだまだ避難生活で苦しんでいる方々と同じ日本人として何ができるのかという、おこがましい思いの中、まずは私がどのように生きていくのかをもう一度考え直していきたいと思います。私が今持っている感情を仲間にも持ってもらいたく、また何かお願いをすることが有るかもしれませんが、宜しくお願い致します。
心を揺さぶられ続け、自分と向き合い、これまでの生き方とこれからの生き方を真剣に考えた2日間でした。福島で見た光景は今10日間経った今でもふとした時によみがえり、リーダー達から聞いた話や言葉は、頭から離れません。そして、小さな志をもち一歩を踏み出すことができた自分がいます。
半谷さんが感性・右脳と言語化下さいましたが、そうしたものの価値や必要性を、社内の特に役員・組織長に腹落ちして理解いただくのは当社グループでは難しい…とずっと感じてきていて、草の根で長年かかるな…と思っていたところを、2日で一気に進めていただいたと思ったためです。それと、二日間ずっと楽しかったですし、皆さんも笑顔が多かったのが良かったです。
今の仕事の付加価値をもっと上げたい、こんなことができれば…と思うのと同時に、できない理由を並べ、手を出さない自分に改めて気付かされた2日間でした。こんな社会にしたいって頭を整理するところから始め、まずやってみる、やりながら次の一手を探す、勇気をもって実践しなければと痛感しました。
※2024年4月現在のコロナ対策
1.実施日の前日の時点で、同居のご家族や密接に仕事をしている方が感染している場合、研修参加を見合わせていただく(ご本人の体調には問題がない場合でも)。
2.実施日初日、ご自宅を出る前に検温していただく。体調が優れない場合は、研修参加を見合わせていただく。
3.適宜、マスク着用、うがい、手洗い、消毒、検温などをしていただく。