3月16日(土)の夜は、天文学普及プロジェクト「天プラ」の高梨先生たちにお越しいただき、星空教室を開催しました。
小中学生8人と、興味を持って来てくれた大学生2人、そして保護者のみなさん。
自己紹介では「みんなの星のエピソード」を聞きます。
子どもたちや保護者がどんなことが気になっているかを高梨先生が丁寧に引き出してくれます。
さて、高梨先生の「星空のお話」です。
北極星の探し方に始まり、地球から見ている星たちについてお話を聞きます。
その後は地球を飛び出して、太陽系、銀河系、宇宙の大規模構造…と、どんどん広いスケールの話になっていきます。
星の光が地球に届くまでは時間がかかり、違う時代に出た光が今、地球に届いているという、
距離も時間も果てしなく感じるお話を聞き、遠い宇宙に想いを馳せました。
暗くなってきたら、お待ちかねの天体観測の時間です。
ラッキーなことにこの日は天気が良く、雲がかからない星空を観察することができました。
長い望遠鏡、横から覗く望遠鏡、大きな双眼の望遠鏡に子どもたちは大喜び。
順番に覗き込みます。
月のクレーターを見たり、木星を見たり、冬の一等星たちを見つけたりして観察します。
目が良い人は早く見つけられる一方、なかなか見つけられない人も…
お互いに教え合う姿が印象的でした。
最後に、上空を通過する国際宇宙ステーションを観察して、今日の星空教室はおしまいです。
普段見ている星空がこれからは違って見えそうです。
遠くからお越しいただいた「天プラ」の高梨先生、内藤先生、夏苅先生、柚木先生、ありがとうございました!