第30回「高校生あすびと塾」レポート(1月22日開催)後半

  • 高校生
  • 2017.2.13 Mon
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「あすびとフェス(仮)」実行委員会が発足!

午後にはテーマを変えて、新センターハウス活用のアイデアについての話し合いです。

昨年11月、南相馬ソーラー・アグリパークは新たに地域の交流拠点の役割も担う

「新センターハウス」をオープンしました。

この場を高校生たちの自由な発想で活用する「カンファレンス」を企画する、

というのが今回のお題です。

 

これまでの学びを活かし、ついに大きな「実践」へとステップアップ。

さらに昨春大学に進学したあすびと塾の先輩たちや、東京の社会人たちも

企画運営を協力してくれる予定です。

高校生たちからは、日頃の活動や自身の興味に基づいて様々なアイデアが出されました。

 

「あすびと塾の発表・発信の場にしたらどうかなって思います。

色々な人に来てもらえるよう、閉じた場にはしたくない」

 

「目的から考えると”福島でのいろいろな人生を知る”というのはどうですか。

高校の専門に関わらず、福島からどのように進学しているのかを知りたいです」

 

あすびと塾で何度も伝えてきた「志は変わらない。手段は何度変わっても良い」ということを、

高校生たち自身が意識している様子も見受けられました。

 

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「マルシェやお祭りのようなイベントはどうか?」といったアイデアが出れば、

 

 ・ 高校生〜社会人が協力して出展することで、学生は企画や運営方法を学べる

 ・企業には商品モニターなどに活用してもらえそう

 ・企業のために、あすびとがマルシェやる必要があるのか?

 

といったように、関係者がWIN-WINの関係を築けるかを意識する場面もありました。

今ある情報や経験から仮説構築を行い、議論は進んでゆきます。

 

誰のためにやるのか

ターゲットは誰なのか

どう言えば人が興味を持って来てくれるのか

 

多くのことに頭を巡らせながらの議論が続きます。

 

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この日は「タテの繫がりを作る交流を目的とした企画に

大学生・社会人と共に取り組んでいきたい」といった方向性で、

第1回の企画会議を終えました。

 

「失敗してもいい。君たちのやってみたいことを、何らかの形でこの夏、形にしよう」

そんな半谷からの激励もありました。

あすびと塾の卒業生が生まれ、タテの繫がりがあってこそできることが

ここで着実に生まれつつあります。

 

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※次回の高校生あすびと塾は2月26日(日)、福島市にて開催を予定しています。

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