仁川学院・報徳学園と福島高校のワークショップを開催
3月23日(土)、福島県庁のご紹介で兵庫県の仁川学院中学校・高校、報徳学園高校の35名が南相馬ソーラー・アグリパークへ来訪し、「高校生が伝えるふくしま食べる通信」編集部員の高校生5人と交流しました。
仁川学院、報徳学園のみなさんは、2泊3日の被災地を巡るスタディツアーで福島県を訪れ、視察や地元リーダーの方々と意見交換を行ってきたそうです。最終日であるこの日、ツアーのまとめのワークショップを実施するということで、南相馬ソーラー・アグリパークにお越しいただきました。
まず、あすびと福島について代表の半谷から、あすびと福島が行う人材育成事業やワークショップに入る上で大切にしてほしいことを伝えました。
また、県内の高校生が福島の農家さんを取材し編集まで行う食材付き情報誌「高校生が伝えるふくしま食べる通信」について、事務局長である椎根や編集部員から、活動にかける想いなどもコメントしました。
その後はグループワークとして、今日までのツアーで感じたことや考えたことをグループごとに意見交換していきます。さらに、福島の様々な現状や課題をふまえ、自分が今後さらに深めていきたいテーマを紙に記入して、同じような想いを持ったメンバーでグループを作り、意見交換を重ねていきました。
最後には自分が関心を持った課題について”なぜ関心をもったのか”、”課題の裏側にはどのような背景があるのか”、”どのように向き合っていくのか”などを発表していただきました。
ツアーに参加した兵庫県の高校生からは、「同じ世代の福島での取り組みを知って刺激になった」、「自分がやりたいことを見つけたい」など多くの前向きな感想がありました。このスタディーツアーを通して、福島の現状を知り、課題の裏側にある様々な背景などを体感してもらうことで、一人ひとりが自分の将来を考えるきっかけになったようです。